母の期待から脱する。自分で歩む人生のはじめ方

自己理解

こんにちは、高次元の自分に戻す専門家 潜在意識デトックスセラピストの緒方裕子です。

今日もメルマガを開いていただきありがとうございます。


この記事はこのような方におすすめです

  • 誰かの期待に応える人生を送ってきた

  • 自分のやりたいことがわからない

  • 人生を選び直す勇気がほしい

  • 自分の内なる声を聞く方法を知りたい

  • 家族との関係に息苦しさを感じている


母の敷いたレールを歩いてきた私

気づけば、私はいつも「母が望む人生」を選んでいました。

進学、就職、結婚。
どれも自分で選んだつもりだったけれど、
本当は母が安心する未来を、
ただ疑いなく歩いていただけだったのかもしれません。

「あなたのためを思って言ってるのよ」
「安心できる選択をしてほしい」

その言葉を、私は愛情だと信じて疑いませんでした。
言われた通りにしていれば大丈夫、そう思っていました。

でも今ならわかるんです。

あの言葉は「間違えちゃいけない」と必死だった私にとって、
まるで“呪い”のように心を縛るものでした。

母が悪いわけじゃない。
私が弱かったわけでもない。

ただ、お互いが「良かれ」と思っていた想いが
いつの間にか、依存やコントロールに変わっていた──
それだけのことだったのです。


自分で選ぶ第一歩を踏み出す勇気

子どもたちが小学校の高学年になり、
少し余裕が出てきた頃。

私は「働いてみたい」と思うようになりました。

いいなと思える職場が見つかり、
実家も近かったので、母に伝えてみたんです。

「今度、パートに出ることになったの」

すると母は、強い口調で言いました。

「そんなこと!なんで相談してくれなかったの!?」

その言葉に、私はしばらく言葉が出てきませんでした。

きっと母は「自分も一緒に決めたかった」のだと思います。
まだ娘の人生には、自分の意見が必要だと──。

でも私は、その瞬間、はっきりと感じたのです。

「もう、ついていけない」と。


自分の選択を黙って歩くということ

それから私は、母に仕事の話を一切しなくなりました。

これまでなら、何かを始めるとき
「相談」という名の“許可”を求めていたかもしれない。

でもその時の私は違っていました。

自分で選んだ仕事。
自分がやってみたいと思ったこと。
ならば、その結果も自分で引き受けよう──。

そう思って、何も言わずに働きはじめたんです。


家族とともに育った“静かな強さ”

朝はお弁当作りに追われ、
帰宅後は洗濯、夕飯、宿題チェック。
仕事では常に笑顔。頭の中では「今夜の献立どうしよう」と考えている(笑)

大変な毎日でした。

ある日、大人になった次女がふと話してくれました。

「お母さんがいなかった初めての日、鍵を開けて家に入ったけど、
すごく寂しくて泣いちゃった」

彼女は当時、小学3年生。
人生で初めて“鍵っ子”になった日。

私は胸がぎゅっとなりました。
でも同時に、こうも思いました。

その寂しさと同時に、
「お母さんがいなくても、ちゃんと帰ってこれた」
そんな小さな誇りも、彼女の中に芽生えていた気がするのです。

家族って、少しずつ手を離しながら
お互いに育っていくもの。

涙とともに育まれた、静かな強さがそこにはありました。


人生のハンドルを自分で握るということ

誰かに決めてもらうことは、たしかに安心です。

でもそれは同時に、
自分の人生の“ハンドル”を、
静かに他人に渡してしまうことでもあります。

自由には、責任がともないます。

そしてその責任を、誰のせいにもせず、
自分で引き受ける覚悟が持てた時──
わたしたちは初めて、本当の意味での“幸せ”に出会えるのです。

それは、魂が静かに震えるような、深い安心感。

何も保証はないけれど、
「わたしは、わたしの人生を生きている」
そんな手応えを感じられる日々が、始まります。


あなたの内側にある“本当の声”と出会うには

もし今、あなたが
誰かの期待の中で自分の声を見失っているなら──

まずは、ひとりになれる時間を作ってみてください。
数分で構いません。

静かに目を閉じて、深く息を吐き、
胸の上にそっと手を置いて、こう問いかけてみてください。

「わたし、本当はどうしたい?」

すぐに答えが返ってこなくても大丈夫。

最初は「〜すべき」「〜しなきゃ」でいっぱいかもしれません。
でも、本当の声はとても静かで、
耳を澄ませないと聴こえないのです。

書き出してみる。
泣いてみる。
体に聞いてみる──

そうして浮かび上がってくる小さな声を、
否定せず、責めず、
ただ「気づいてくれてありがとう」と
やさしく受け止めてあげてください。

それが、あなたの魂が目覚める最初のサインです。


あなたが今日できる“小さな一歩”

自分の人生のハンドルを握るということは、
決して大きな決断をすることではありません。

・今日は“誰のため”の選択をしている?
・本当に食べたいのはこれ?
・その言葉、誰かを喜ばせるために言ってない?

そんな小さな気づきが、
あなたの“本当の道”への第一歩になります。


ここまで読んでいただきありがとうございました。
素敵な一日をお過ごしください。

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この記事を書いた人
緒方裕子

潜在意識デトックスセラピスト・緒方裕子

厳格な父の下、肥満で赤面症、いじめられっ子の幼少期を過ごす。社会人になってもその経験が完璧主義として現れ、その後26回の見合いを経てやっと結婚。2児の母となる。夫の両親と2世帯住宅で同居するも、26年間嫁姑問題に悩み、うつ病と摂食障害に苦しむ。

この状況をなんとかしようとカウンセリングを学ぶも、潜在意識に刷り込まれた完璧主義や、姑との問題解決には至らず。さらに、生まれてきた目的や潜在意識と魂との在り方を探求。そこで出会ったヒーリングで潜在意識のデトックスに成功。自己否定や完璧主義が劇的に改善した経験から「潜在意識デトックスセラピー」を体系化。セッションは延べ3000名を超える。

その後、潜在意識デトックスセラピーに、脳科学・心理セラピー・ヒプノセラピーの要素を取り入れ、オリジナルメニューを開発。「思考のクセを解放し、魂の真の目的を実現する後押しをする」という霊的理想を掲げて、クライアントの心の制限を外し、魂の本音に沿って生きる人生をサポートしている。

クライアントからは「5年間言い出せなかった彼女にプロポーズできた」「セルフイメージが上がって、言いたいことが言えるようなった」「ずっと心に秘めていたニューヨークでの歌手デビューにむけて、渡米に踏み切れた」など喜びの声多数。自らが苦しんだ親からの完璧主義の連鎖を断ち切り、長女はアメリカにてメークアップアーティストとして自立、次女は学生時代、ラクロスで日本一に輝くなど、自由な人生を謳歌している。

「生まれてきた目的を探すセミナー」「エネルギー体験講座」などのセミナーを主催。今後も親から受け継いだ観念や生きづらさを抱えている女性が、自分の頭で考え、やりたかったことができる自分になるセラピーで活動拡大予定。
教員免許・産業カウンセラー・CDA・EAP・メンタルヘルスマネジメントⅡ・大型自動二輪免許。犬の母歴25年。東京都八王子市在住。

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