こんにちは、高次元の自分に戻す専門家 潜在意識デトックスセラピストの緒方裕子です。
■この記事はこんな方におススメです
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気づいたら、自分の話ばかりしていて後からモヤモヤする方
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つい人の話を遮ってしまう自分に罪悪感を抱くことがある方
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話を聞いているだけでぐったりしてしまうことがある方
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「わかってほしいのに、誰にもわかってもらえない」と感じている方
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子どもや家族との関係に悩み、どう接すればいいかわからない方
自分の話が止まらない。その裏にある感情とは?
先日、ある親戚の法事の連絡があり、久しぶりに従弟の奥さんから電話がかかってきました。
彼女の話は、亡くなった夫のことから始まり、義両親の介護、自分の近況、子どもや孫のことまで、延々と続きました。
私はほとんど言葉を挟むこともなく、ただひたすら耳を傾けていました。
決して悪い人ではありません。
むしろ、今まであまり話したことのなかった彼女の人生にふれる機会となり、胸が詰まる思いもありました。
それでも、「なぜこんなに話が止まらなかったのだろう」と考えたとき、
ふと浮かんだのは「きっと、誰かに聞いてほしかったんだろうな」という想いでした。
話したいのが止まらない人は、「聞いてほしい人」でもある
「話す」ことには、不思議な力があります。
それは、ただの情報のやりとりではなく、心に溜まった思いを外に出す“浄化”のような作用を持っています。
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「こんなにつらかった」
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「誰にも言えなかった」
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「どうして私ばっかり」
こうした感情を言葉にすることは、本来とても大切なことです。
でも、問題は「誰に」「どんな状態で」「何のために」話すのかということ。
話すことで安心できるのは、「感情がわかってもらえた」と感じられたとき。
もしも、そのプロセスを飛び越えて、ただ“伝えたい・吐き出したい”だけになってしまうと、
聞いている側との間に見えない壁ができてしまうこともあります。
“感情”は、心だけでなく「体」にもあらわれている
多くの人が、感情を「心の中だけの問題」と捉えがちです。
でも本当は、感情はいつも“体”と一緒に存在しています。
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胸が詰まる
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喉が締めつけられる
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お腹のあたりがザワザワする
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肩が張る、背中が重い
これらの体感は、感情からの“サイン”です。
けれど多くの方は、この身体感覚に気づくことなく、ただ「疲れた」「イライラする」といった表面的な感覚で流してしまいます。
心と体は、切っても切れないもの。
自分の感情を整理するには、身体の反応に耳を傾けることがとても大切なのです。
「なぜこんな気持ちになるんだろう?」と問いかけてみる
感情にのまれてしまうとき、まずやってみてほしいことがあります。
それは、「この気持ちはどこから来ているのかな?」とやさしく自分に問いかけること。
たとえば、「なんだか悔しい」「腹が立つ」「悲しい」と感じたとき、
すぐに解消しようとせず、少し立ち止まってみます。
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「誰かにわかってもらえなかった気がする」
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「認めてもらいたかった」
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「ひとりにされたようで寂しかった」
そんなふうに、自分の奥にある気持ちにふれていくと、
思いがけない昔の記憶や、パターンが見えてくることがあります。
この感情がなくなったとき、私はどんな私になっているだろう?
「この怒りがなくなったら?」
「この寂しさがやわらいだら?」
そう問いかけてみると、
ふっと心が緩み、「安心」「穏やかさ」「自分の中に戻る感覚」が戻ってくることがあります。
感情を否定するのではなく、まず“感じきってあげる”。
そのあとに、自分の奥にある願いや、本当の望みに気づいていく。
これが、自己理解の深まる流れです。
子どもの暴力行為の背景にある“大人の事情”
今朝の新聞では、小学生による暴力行為が2023年度に7万件を超えたという記事が掲載されていました。
私はこの数字を見て、胸が痛みました。
子どもたちが表す“攻撃”や“暴発”の背景には、大人の未処理の感情や、家庭内のストレス、言葉にできない緊張があることも少なくありません。
子どもは、大人の感情を無意識に“引き受ける”存在でもあります。
だからこそ、大人の私たちがまず「自分の感情と向き合う」ことが、
子どもに対するまなざしや、接し方を自然に変えてくれるのです。
自己理解のプロセスは、静かな安心を育てる
話したくなる衝動、誰かにわかってもらいたいという気持ち。
その奥には、まだ自分でも整理できていない感情が隠れていることが多くあります。
「わかってもらえない苦しさ」は、
まずは自分が自分の気持ちをわかっていないことから生まれているのかもしれません。
そんなときは、ひと呼吸おいて、
「私は今、どう感じている?」と静かに問いかけてみてください。
やがて、心の中にほんの小さな“安心の居場所”ができていきます。
共感されなくても、自分の気持ちを大切にできるということ
誰かに共感されなくても、「私の気持ちはここにある」と自分で受け止められるようになると、
それは単なる“強さ”ではなく、相手の気持ちも尊重できる自分になるということです。
「私には私の気持ちがあるように、相手にも相手の事情がある」
そんなふうに思えるとき、
人間関係に必要以上の期待や不安を持たなくなります。
そしてその安心感が、やがてまわりにも静かに伝わっていくのです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。素敵な一日をお過ごしください。
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