スピリチュアルは現実逃避じゃない。感じる勇気が歩みを支える理由

スピリチュアルカウンセリング

こんにちは、高次元の自分に戻す専門家 潜在意識デトックスセラピストの緒方裕子です。
今日もご訪問いただきありがとうございます。

この記事はこのような方におすすめです

  • スピリチュアル=「現実逃避」と思われることに違和感を感じている

  • 自分の気持ちをうまく感じられず、心が置いてきぼりになる感覚がある

  • ヒーリングやセラピーを受けても、現実がなかなか変わらないと感じている

  • 心理や脳の仕組みにも興味があり、スピリチュアルとどうつながるのか知りたい

この記事を読むことでわかること

  • スピリチュアルが“現実逃避”ではない、本当の役割

  • 感情と向き合う勇気がどんな風に生まれていくか

  • 心理学とスピリチュアルを掛け合わせた、意識変容の実例


スピリチュアル=“ふわふわ”の誤解と、その先にある真実

「スピリチュアルって、ふわふわしてて、結局現実から逃げてるだけじゃない?」

そんな言葉を、何度となく耳にしてきました。
そして、正直なところ――わたし自身も、昔はそうだった時期があります。

たとえば、家族との関係がうまくいかず、心がつらかったある日。
「これは魂の学びだから我慢しなきゃ!」
そうやって、スピリチュアルの知識で“自分の気持ち”をごまかしていたんです。

けれどある日、夜中にふと目が覚め、涙が頬をつたっていました。
“あれ? わたし、何に泣いてるんだろう?”

そのとき、胸の奥でこんな声が響いたんです。

「……それ、自分の声を無視してない?ただの我慢じゃない?」

その声は、痛いほど静かで、でも真実そのものでした。

スピリチュアルを学んでいたはずのわたしが、
それを“感じないようにするための道具”として使っていたことに気づいた瞬間でした。

けれど、心の痛みを感じ取れたことで、初めて見えてきたものがありました。

それは、ただ感情に飲まれることではなく、
“自分の心の声に、耳を澄ませる”ということ。

そしてその先に、
「じゃあ、わたしはどうなりたいんだろう?」という未来への問いが生まれたことなんです。


感情を「閉じ込める」ままにしないで、感じる力を育てる

あるクライアントさんが、「もうつらいことは手放したい」とセッションに来られたときのこと。

「全部、宇宙に任せます」
そう何度も口にしながら、どこかその表情は、自分の感情を外に出さずに、なんだか凍ったように感じられました。

感じたくない感情――怒り、寂しさ、罪悪感。
それらに触れるのが怖くて、心がそっと閉じていたんですね。

私は、「今、その感情を体で感じるとすると、どこにありますか?」と、体に意識を向けるワークを提案しました。

心理的な安全を保ちながら、感情を“頭”ではなく“体”を通して感じるようにすることで、
その方は、自分でも気づいていなかった「自分自身の凍った感情」に再会したのです。

その瞬間、スピリチュアルは“逃げ道”ではなく、
“本当の自分とつながる扉”へと変わりました。

でも、本当に大切なのはその扉の先なんです。

「では、これからどう生きたいのか?」
「どんな未来を、自分自身で選びたいのか?」

そう自分に問いかけ始めたとき、
その方の目には、ほんのりと新しい光が宿り始めていました。


心理学×スピリチュアルが導く「意識の変容」

スピリチュアルという言葉に、非現実的・現実逃避という印象を持たれることもあります。
けれど、わたしが大切にしているのは、現実とエネルギー、見える世界と見えない世界、両方の世界に橋をかけることです。

わたしのセッションでは、ヒプノセラピーや心理学、脳科学のアプローチを用いながら、
「感情と再会する場」を丁寧につくっていきます。

ここでいう“感情と再会する”とは、単に過去を思い出すことではありません。
無意識の中に眠っていた「本当の自分」に、もう一度出会い直すこと。
そして、自分を縛っていた思い込みやパターンに、そっと気づいていくこと。

「わたしなんて」「どうせ無理」――
そんな心の声をキャッチできたとき、心は静かに、でも確実に変わり始めるんです。

「それほんと?」

感じること。気づくこと。そして、新しく選び直すこと。

それこそが、スピリチュアルが現実にもたらす“意識の変容”の力なのだと思います。


行動を生むスピリチュアル――あるクライアントさんの実例から

「使命に沿って生きたい」


そう願って、会社を辞めようとしていたある女性がいました。

でも、セッションを重ねるうちに見えてきたのは、
「新しい世界に進みたい」という前向きさの裏側に、
「今の現実から逃げたい」という感情がひっそり隠れていたこと。

そこで、今度は、彼女自身が、今の感情と向き合い、
「本当はどんな人生を生きたいのか?」を丁寧に掘り下げていきました。

その結果、彼女が選んだのは、「まずは今の場所で周りを育てる」という選択。

スピリチュアルな視点は、現実を否定するものではなく、
今ある場所から未来へ進む力になる――そう実感した瞬間でした。


日常でできる「感じる」ためのヒント

感情と向き合うと言っても、難しく考える必要はありません。
まずは、こんな小さな習慣から始めてみてください。

  • 朝、目覚めたときに「今、どんな気持ち?」と自分に声をかけてみる

  • お風呂で体をなでながら、「今日もお疲れ様」「いつもありがとう」「どこが疲れてる?」と意識を向けてみる

  • 嫌なことがあったとき、その感情に反応するよりもまず「この気持ちはどこから来たんだろう?」と問いかける

感じることは、心の声に耳を澄ませること。
そしてその声は、きっと、あなたの未来をやさしく照らしてくれるはずです。


ここまで読んでいただきありがとうございました。
素敵な一日をお過ごしください。

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この記事を書いた人
緒方裕子

潜在意識デトックスセラピスト・緒方裕子

厳格な父の下、肥満で赤面症、いじめられっ子の幼少期を過ごす。社会人になってもその経験が完璧主義として現れ、その後26回の見合いを経てやっと結婚。2児の母となる。夫の両親と2世帯住宅で同居するも、26年間嫁姑問題に悩み、うつ病と摂食障害に苦しむ。

この状況をなんとかしようとカウンセリングを学ぶも、潜在意識に刷り込まれた完璧主義や、姑との問題解決には至らず。さらに、生まれてきた目的や潜在意識と魂との在り方を探求。そこで出会ったヒーリングで潜在意識のデトックスに成功。自己否定や完璧主義が劇的に改善した経験から「潜在意識デトックスセラピー」を体系化。セッションは延べ3000名を超える。

その後、潜在意識デトックスセラピーに、脳科学・心理セラピー・ヒプノセラピーの要素を取り入れ、オリジナルメニューを開発。「思考のクセを解放し、魂の真の目的を実現する後押しをする」という霊的理想を掲げて、クライアントの心の制限を外し、魂の本音に沿って生きる人生をサポートしている。

クライアントからは「5年間言い出せなかった彼女にプロポーズできた」「セルフイメージが上がって、言いたいことが言えるようなった」「ずっと心に秘めていたニューヨークでの歌手デビューにむけて、渡米に踏み切れた」など喜びの声多数。自らが苦しんだ親からの完璧主義の連鎖を断ち切り、長女はアメリカにてメークアップアーティストとして自立、次女は学生時代、ラクロスで日本一に輝くなど、自由な人生を謳歌している。

「生まれてきた目的を探すセミナー」「エネルギー体験講座」などのセミナーを主催。今後も親から受け継いだ観念や生きづらさを抱えている女性が、自分の頭で考え、やりたかったことができる自分になるセラピーで活動拡大予定。
教員免許・産業カウンセラー・CDA・EAP・メンタルヘルスマネジメントⅡ・大型自動二輪免許。犬の母歴25年。東京都八王子市在住。

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