こんにちは、高次元の自分に戻す専門家 潜在意識デトックスセラピストの緒方裕子です。
今日もご訪問いただきありがとうございます。
この記事はこのような方におすすめです
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「怒り」を感じてはいけないと思ってきた
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感情を出すのが苦手で、いつも平静を装ってしまう
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自分の本音がわからない
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いい人、頑張り屋と言われるけれど、本当は苦しい
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どこか心に“モヤモヤ”があり、生きづらさを感じている
1. 心の中の“静かな怒り”って？
“怒ってはいけない”
“感情をぶつけるなんて、みっともない”
“我慢するのが大人”
そんなふうに思い続けてきた方ほど、怒りを「感じないようにする」クセがついてしまいます。
けれど、その怒りは本当に消えたのでしょうか？
怒りは、感じないふりをしても、どこかに残っています。
それは、まるで地層の奥に眠るマグマのように、
静かに、でも確実に、エネルギーとして存在しているのです。
2. 固まりきったチャクラが語る“感情の声”
2‑1. 「ガチガチチャクラ」の意味
ある日のセッションで、不登校になった娘さんをもつお母様と出会いました。
「娘が学校に行かなくなって、何をどうしたらいいのかわからない」と言います。
どこか他人事のような、でも責任感だけはぎゅっと握りしめたような表情でした。
エネルギー状態を視ると、チャクラはまるで岩のよう。
通常なら「回転」していたり、「柔らかさ」が感じられるのですが、
その方のチャクラには、まったく動きがなく、ただただ“ガチガチ”。
話を伺っていくと、
「夫とはうまくいっていない」
「義理の実家ともうまくいかない」
「仕事はきちんとしているつもり」
「子育ては、自分なりにちゃんとやってきた」
でも、その声にはどこか諦めのような、乾いた響きがありました。
そして、こんな言葉が漏れました。
「自分は変わろうと思わない」
「何をしても無駄な気がする」
その言葉の奥に、“怒り”がありました。
でも、それは怒りというより、「怒りが化石になったもの」。
何年も感じてこなかった怒りが、固まり、自分自身を責める刃になっていたのです。
2‑2. 感情が凝り固まるメカニズム
怒りは、湧き上がってきた瞬間に認識されないと、
「自分にはそんな感情、ない」と蓋がされます。
でも、怒りは消えません。
蓋をされると、エネルギーの流れが止まり、
そのまま“チャクラ”に溜まっていきます。
時間が経つにつれ、それは感情というより、
“自分の感覚を鈍らせるブロック”となってしまうのです。
3. セッションで“気づき”が起こった瞬間
3‑1. 母親の怒りが“娘のチャクラ”に影響していた？
そのお母様の娘さんにも、別日にヒーリングをさせていただきました。
不登校が続いているとのことで、エネルギーの様子を視ていくと──
娘さんのチャクラは、「糸巻」に糸がびっしり巻かれたような状態。
しかも、その糸は非常にきつく、力を込めてぎゅうぎゅうに巻かれている感じがしました。
一見、落ち着いて見えるけれど、
その内側には“ぎゅうぎゅうに縛られた”状態があったのです。
この糸を、丁寧に、ゆっくり、時間をかけて緩めていきました。
すると──
「ちょっと、学校に行ってみようかな」
娘さんがそう口にされたんです。
それは、ご本人のエネルギーの変化であると同時に、
お母さんの中にあった“静かな怒り”が、無意識に娘さんを縛っていた可能性も感じました。
感情は、見えないけれど「伝わるもの」です。
特に、親子のエネルギーは密接で、無意識の“想い”がそのまま移ってしまうこともあります。
3‑2. ヒーリングで緩むエネルギー
チャクラは、嘘をつきません。
どんなに「大丈夫」と言っていても、エネルギーが動いていなければ、
どこかで我慢している証。
娘さんのヒーリングが進むことで、お母さんも少しずつ「怒り」に気づいていかれました。
怒りは誰かにぶつける必要はありません。
ただ、「ああ、わたし、本当は怒っていたんだ」と認めてあげるだけで、
心がふっと緩む瞬間が訪れるのです。
4. “静かな怒り”に向き合う３つのステップ
4‑1. “見えないチャクラ”の声に耳を傾ける
怒りは、感情というより「体感」として表れることもあります。
胸が重い
喉が詰まる
背中が張っている
そんな感覚を感じたら、それはチャクラがあなたに教えてくれている「内側の声」かもしれません。
4‑2. 言葉にしなくても「気づかれる体験」をする
感情を出すのが苦手な方は、無理に言葉にする必要はありません。
わたしのセッションでは、チャクラの状態から、
「こんなこと感じていませんか？」と優しく問いかけていきます。
それにより「そうか、わたし、怒ってたんだ」と初めて気づく方も多いのです。
4‑3. 怒りを“解けたエネルギー”に変える
怒りは放っておくと溜まっていきます。
でも、無視しないでしっかり向き合ってあげると、
「わたしは、本当はこうしたかった」という希望に変わっていきます。
チャクラが緩み、エネルギーが循環し始めると、
その人の目の輝きも、言葉のトーンも、まるで違ってきます。
5. あなた自身が取り入れられる方法
5‑1. 無理のないセルフチェック
自分のチャクラ状態を知ることは難しいかもしれませんが、
以下のような問いかけを通して、内側に意識を向けることができます。
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最近、「ムカッ」としたことを思い出せますか？
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そのとき、その感情をどこにしまいましたか？
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「わたしばっかり我慢してる」と感じた瞬間はありますか？
5‑2. 気づきを言葉にするワーク（未来に繋がる形）
感情にフタをしてきた方ほど、このワークを一人で行うのはとても難しいかもしれません。
だからこそ、もし信頼できる誰かがいるなら、「問いかけをし合いながら少しずつ心を開いていく」ことをおすすめします。
わたしのセッションでも、ただアドバイスするのではなく、
チャクラの状態に寄り添いながら、一つひとつ質問を重ねていきます。
そうすることで、感情の奥にある“本当の気持ち”が少しずつ見えてくるのです。
ひとりでやってみたいという方は、ぜひこの順番で自分に問いかけてみてください。
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最近「ムカッ」としたことはありましたか？
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そのとき、あなたはどうしましたか？
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今、改めて思い出してみると、どんな感情が浮かんできますか？
この順番にすることで、表面の出来事から内側の感情へ、
そして“本音”の層に少しずつ近づいていけるようになります。
結びに──目の前の景色が変わり始めるとき
「怒りを感じる自分」も、あなたの大切な一部です。
それに気づけたとき、止まっていた何かが少しずつ動き始めます。
まるで、今まで“当たり前”だと思っていた目の前の景色が、
ほんの少し色を変えて見え始めるような感覚。
朝の光がやわらかく感じられたり、
人の言葉に過剰に反応せず、自分の気持ちをちゃんと聴けたり、
「わたしは、本当はこうしたかったんだ」と
小さな願いに気づけるようになったり──
そんなふうに、
あなたのエネルギーはしなやかに、本来の姿へと戻っていきます。
自分の感情を感じていい、怒っていい、悲しんでもいい。
そう許せたとき、あなたの人生は“自分の手のひら”に戻ってきます。
ここまで読んでいただきありがとうございました。素敵な一日をお過ごしください。
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