「否定しない習慣」で心がほどける。共感から始まる癒しの対話術

こんにちは、高次元の自分に戻す専門家 潜在意識デトックスセラピストの緒方裕子です。

今日もご訪問いただきありがとうございます。


【この記事はこのような方におすすめです】

  • 自分の意見を話すのが怖い、相手に否定されるのが怖い

  • 会話がどこかすれ違ってしまう、わかってもらえないと感じる

  • 自分でも気づかないうちに、人を傷つけている気がして苦しい

  • 家族やパートナーとのコミュニケーションが難しく感じる

  • 否定しない、って具体的にどういうこと?と疑問を持っている


「否定してないつもり」が、すれ違いを生む理由

「否定しない習慣」と聞くと、多くの人が「そんなの当然やってる!」と思うかもしれません。

なぜなら、否定するというのは「あなたは間違っている」「それは違うよ!」と言葉にすること、そんな風に思われがちだからです。
でも、ほんとうにそれだけでしょうか?

実際の会話の中では、否定というのはもっと静かに、もっと無意識に起こっていることが多いんです。

たとえば、何かを話してもすぐに「それはね」「私はね」と返してくる相手。
こちらの話が、いつのまにか“自分語り”にすり替えられてしまう。

あるいは、「そんなこと気にしすぎだよ」「それって○○じゃない?」と、軽く意見を乗せられる。
たったそれだけで、「ああ、わたしのこと分かってもらえなかったな」と心の中がすっと閉じてしまう。

表面上は優しそうでも、否定は会話のあちこちに潜んでいます。
そしてそれに慣れてしまうと、「人に話すこと自体」が怖くなっていくと思います。


クライアントの変化:「あなたはどう感じていたの?」

あるクライアントさんとのセッションでのことです。

その方は、長年「自分の感情がわからない」と悩んでいました。
人に合わせてばかりで、ずっと「正解」を探すように生きてきた方でした。

セッションの中でわたしは、彼女にこう問いかけました。

「あなたは、どう感じていたの?」
「その時、どんな気持ちだった?」

最初は戸惑いながらも、彼女は少しずつ自分の言葉で想いを語りはじめました。
わたしはそのすべてを、「そうだったんですね」と受け止め続けてみました。

すると、彼女はぽつりとこう言いました。

「こんなふうに、受け止めてもらえたのは初めてかもしれません」
「何を言っても大丈夫、そんな感じがします」

この「何を言っても大丈夫」と思える安心感は、まさに「否定しない空気」の中でしか育ちません。
そしてそれこそが、心の扉を開いていく第一歩なんです。


「そうなんだね」──たった一言がつくる安心

否定しない習慣は、特別なテクニックではありません。
ほんの小さな一言が、その扉をそっと開く鍵になります。

わたしが日常で一番大切にしているのは、「そうなんだね」という言葉。

たとえば、家族や友人、クライアントとの会話で
どんな内容であっても、まず「そうなんだね」と受け止める。

それは、相手の感情や価値観を「正しい」「間違っている」と評価せず、
そのまま受け止めるという姿勢そのものです。

この一言には、魔法のような力があります。
人は、自分の話を否定されないと感じたときに初めて、心を開いていけるのです。

そしてこれは、自分自身にも言えること。

自分の中に浮かんできた感情に対して、
「こんな風に思っちゃいけない」と否定せず、
「そうなんだね」と寄り添ってみてください。

自分に対しても、否定しない。
それは、とても深くて優しい自己肯定のはじまりです。


わたし自身も、“否定の中”で生きていた

かつてのわたしは、人の顔色をうかがいながら、
「何が正解か」を基準に話すことしかできませんでした。

話しても、「でもね」「それってさ」と返ってくる。
話してはいけない、間違ってはいけない、そんな空気の中で育ってきたからこそ、
自分の感情にふたをするクセがついていたのです。

わたしが「否定しないこと」に気づいたのは、セラピストとしてだけでなく
“人としての痛み”を経験したからこそでした。

だからこそ今、クライアントの前にいるとき、
「わたしはここにいるよ」「あなたのままで大丈夫だよ」と
ただその場にいることの大切さを、全身で感じるようになったのです。


否定しないという優しさは、自分自身をも癒す習慣

否定しないという習慣は、相手のためのものに見えて、
実は、自分の内側をも穏やかに整えてくれるものです。

人を受け止めるということは、
同時に「わたしもそうしてもらえる存在なんだ」と、自分に教えてくれる。

それは、自己肯定感という「心の根っこ」を育てる力になります。

だからこそ、まずは身近なところから。

今日、誰かとの会話の中で、
一度だけ「そうなんだね」と言ってみてください。

評価もアドバイスもせず、ただその人の気持ちを受け止める。
それだけで、あなたも、そして相手も、ふわっとほどける瞬間に出会えるはずです。


ここまで読んでいただきありがとうございました。素敵な一日をお過ごしください。

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この記事を書いた人
緒方裕子

潜在意識デトックスセラピスト・緒方裕子

厳格な父の下、肥満で赤面症、いじめられっ子の幼少期を過ごす。社会人になってもその経験が完璧主義として現れ、その後26回の見合いを経てやっと結婚。2児の母となる。夫の両親と2世帯住宅で同居するも、26年間嫁姑問題に悩み、うつ病と摂食障害に苦しむ。

この状況をなんとかしようとカウンセリングを学ぶも、潜在意識に刷り込まれた完璧主義や、姑との問題解決には至らず。さらに、生まれてきた目的や潜在意識と魂との在り方を探求。そこで出会ったヒーリングで潜在意識のデトックスに成功。自己否定や完璧主義が劇的に改善した経験から「潜在意識デトックスセラピー」を体系化。セッションは延べ3000名を超える。

その後、潜在意識デトックスセラピーに、脳科学・心理セラピー・ヒプノセラピーの要素を取り入れ、オリジナルメニューを開発。「思考のクセを解放し、魂の真の目的を実現する後押しをする」という霊的理想を掲げて、クライアントの心の制限を外し、魂の本音に沿って生きる人生をサポートしている。

クライアントからは「5年間言い出せなかった彼女にプロポーズできた」「セルフイメージが上がって、言いたいことが言えるようなった」「ずっと心に秘めていたニューヨークでの歌手デビューにむけて、渡米に踏み切れた」など喜びの声多数。自らが苦しんだ親からの完璧主義の連鎖を断ち切り、長女はアメリカにてメークアップアーティストとして自立、次女は学生時代、ラクロスで日本一に輝くなど、自由な人生を謳歌している。

「生まれてきた目的を探すセミナー」「エネルギー体験講座」などのセミナーを主催。今後も親から受け継いだ観念や生きづらさを抱えている女性が、自分の頭で考え、やりたかったことができる自分になるセラピーで活動拡大予定。
教員免許・産業カウンセラー・CDA・EAP・メンタルヘルスマネジメントⅡ・大型自動二輪免許。犬の母歴25年。東京都八王子市在住。

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